最近、SNS上におけるプライバシーの取り扱いについて気になる事例をいくつか見かけたので、プライバシーに関することを書き留めておきたいと思います。後日整理したいとは思いますが、取り急ぎの走り書きで。

知らず知らずのうちに漏えいしているプライバシー

今回、自分が問題視しているのはこういうケースです。

Aさんが、BさんのFacebook書き込みのコメント欄で「金曜日はありがとうございました、ちょっと飲みすぎましたねwww」という書き込みをしたとします。この書き込みそのものは、何ということのないものなんですが、もしかするとこの書き込みはAさんのプライバシー侵害になるかもしれません。

例えば、Aさんが「金曜日飲みに行っていたことを他に知られたくない」と思っているかもしれません。あるいは、「Bさんと会っていたということを知られたくない」と考えているかもしれません。知られたくない対象は、特定の誰かかもしれないし、全員かもしれません。

その理由として、「仕事が忙しかったけれど息抜きに飲みたかった、でも取引先の人には内緒にしたい」というケースがあることは、働いている方なら容易に想像できるでしょう。もしくは、AさんはCさんの誘いを断ってBさんと飲みに行ってたのかもしれない、であればそれをCさんには知られたくないですよね。

しかし、こういうことが意外とよく目につきます。「あ、これは書いて欲しくなかったんじゃないかな」と思うと、見ているこちらがドキドキしてしまいますね。

「プライバシー」とは

「プライバシー」とは、本人もしくは特定の人間関係だけで知り得ることがらすべでです。いつ、誰と、どこに、どんな目的で居た、ということもすべて「プライバシー」なのです。

もちろん、だからといって全部ダメだというわけではなくて、客観的に見て誰もが知り得る情報(本人が書いている、過去の書き込みなどから類推できる)は構わないのですが、自分が感じていることと、相手が感じていることは違うかもしれない。このことには常に細心の注意を払わなければなりません。

個人的なこと以外にも、一般には知られていないことがらを書いてもいけません。例えば、Facebook上で運営している秘密のグループの存在を漏らす、ということもひとつのプライバシー侵害です。

SNSによっても「プライバシー」の範囲は異なる

SNSによっても「プライバシー」の範囲は異なります。Facebookは多くの方が本名で登録されていますが、Twitterは本名でない方も多数いらっしゃいますし、Twitterでは自分自身と関連付けられないように注意されている方もいらっしゃいます。

例えば、あなたがTwitterでXと名乗っている方が、実はFacebookの山田さんということを知っているとします。するとTwitter上でも「山田さん」と呼びかけたくなるかもしれませんが、これもプライバシーの侵害につながります。

このように、SNSによっても何がプライバシーとして保護されなければならないかが違いますので、細心の注意が必要でうす。うっかり大切な友人のプライバシーを傷つけたとしたら、その友人は失うのはあなたなのですから。